2022/04/24
もくじ
踏むと軋む床下収納の蓋を自作リメイク
築30年のいい塩梅()の中古物件を購入して住んでいるんですが、購入当初からずっと気になっていた事がいくつかあります。
そのうちの一つが、台所の前にある床下収納。
この床下収納が、上に踏み込むたびにグッと沈み込み不安でいっぱい^^
歪んでいるのか持ち手もひび割れ、最初は開ける事も困難でした。
根性でなんとか開けると、中は・・・モザイクかけたい状態。その時はそっ閉じをし、しばらく放置していました。ちなみに古い床下収納内部の写真は汚ったねぇので割愛します。
住んでいてやっぱり「床下収納欲しいなぁ・・・」と思ったため、意を決して床下のリニューアルに踏み切った次第です。
まずは古い床下収納の蓋を取り外して解体する
床下収納の蓋の裏を見てみたら案の定カビッカビです。
MDF板がふにゃふにゃ。この2本の白いバーは蓋の強度を補強するためのものですが、MDF板がふにぁっている為にビスが浮いて全く効いていません。総とっかえします。
綺麗に分解できましたのでこいつらは廃棄します。
が、新しく作る蓋の為に寸法だけしっかり測っておきます。
厚さ1.6mmぐらい、縦横630mmぐらいでした。
新しい床下収納の蓋を作る
今度は新しい床下収納の蓋を作ります。
厚さ18mmのパイン集成材が倉庫に転がってたのでこいつで蓋を作ります。
先ほどの床下収納の材より若干分厚いですが、フレームを使わないのでこれでもなんとかなるでしょう。MDFとフローリング材よりはマシな強度がありそうです。
我が家の床下収納のサイズは60cm四方の規格でちょっとでかいので、こちらの材だと2枚使わないと幅が足りませんが、一枚板で作るとかなりの重さになりいちいち床下収納の蓋を外すのが億劫になりそうなのでちょうど良いかもしれません。
と、いうわけで床下収納の蓋は2分割にして作ります。
材のつなぎ目となる部分は少し重なるほどの大きさで切り出し、ジャストフィットするようにカンナがけで調整します。
でもよくよく考えたらこの取っ手が無い状態でジャストフィットしたら取り出すの大変じゃね?
と、いうわけでまずは片側に取っ手を取り付けます。
ここまでは順調だったのですが・・・
持ち手の裏から受け止めるパーツで問題発生。
写真の白いプラスチック製のものが新しく購入した取っ手に付属していた受け部品です。
古い取っ手に付属していた受け部品がフラットな金属パーツなのに対して、随分立体的です。
この立体的なせいで、この蓋の厚み18mmが分厚すぎるようで、付属のネジが効く長さまで届かない。
解決策としては二つあります。
1)長いネジを用意して固定する。
2)フラットな金属プレートを流用する
今回は長いネジとか用意していないので古い持ち手に付属していたフラットな金属製パーツを利用して固定しました。そもそも何だこのチープなプラパーツは。プラの強度を補強する為に分厚くしたんだろうね。昔より金属高いから、ケチりおってよ。
取っ手を取り付け終わったので、カンナで微調整しました。
が、カンナを削るのが楽しすぎてついつい削りすぎてしまいましたね・・・笑
でも大丈夫、片方に下から補強材(さっきのパイン材の切れ端)を入れて隙間を埋めます。
どのみちこれをやらないとつなぎ目の強度が不安だし、隙間から床下収納へゴミが落ちてしまします。
塗装はその辺に転がってたブライワックスのジャコビアン。気に入らなかったらまた色々変えます。
床下収納本体部分を取り替えるぞー
昔のきったねぇ床下収納ボックスの写真は割愛です。
代わりに古い床下収納を外した写真を載せます。これも綺麗ではないけど・・・
床下収納が嵌っていた仕組みは極めてシンプルでした
四方にアルミ製のL字フレームがあり、そこに床下収納が引っかかっているだけです。
蓋の厚さが少し変わったので、廃材を利用して蓋を置く部分の高さ位置をインパクトドリルを使って修正しました。
こちらの床下収納はAmazonで4800円で購入しました。
床下収納完成〜
これにて床下収納完成です。
色が浮いてますが、また気が向いたら他のオイルワックスでも重ね塗りして徐々になじませていきます。
蓋が2分割なので「ちょい開け」がし易いので使い勝手が良いです。
米や調味料のストックを収納しようと思います!!
かかった時間は半日かからないくらいでしたかね。